カーポートの屋根を見上げたときに、「屋根パネルが1枚だけ割れている」「強風で一部が外れている」「波板がバタバタと音を立てている」と気づくことがあります。
カーポートの屋根は、雨や紫外線、台風、強風、飛来物などの影響を受け続けるため、長年使用していると割れ・ひび・変色・固定部分の緩みなどが発生します。
小さな割れや一部の外れであっても、そのまま放置すると破損範囲が広がり、屋根材が飛散するおそれがあります。車や住宅を傷つけるだけでなく、道路や隣家へ飛んでしまう可能性もあるため、早めの点検と修理が必要です。
カーポートの屋根が壊れる主な原因
カーポート屋根の破損で多いのが、台風や強風による被害です。
強い風が屋根の下側から入り込むと、屋根パネルが持ち上げられ、固定部分から外れることがあります。パネル自体に問題がなくても、固定金具やフックが劣化していると、風を受けた際に外れやすくなります。
また、強風で飛んできた枝や物が当たり、ポリカーボネート板にひびや穴が開くケースもあります。積雪による重みや、上から物が落下した衝撃によって破損することもあります。
長期間使用しているカーポートでは、紫外線や温度変化による経年劣化も原因になります。屋根材が変色している、硬くなっている、細かなひびが複数入っている場合は、屋根材全体の耐久性が低下している可能性があります。
屋根パネル1枚だけでも交換できる?
カーポートの骨組みに大きな変形や腐食がなく、ほかの屋根パネルの状態が良ければ、割れた1枚だけを部分交換できる場合があります。
「1枚だけ割れているのに、カーポート全体を交換しなければならないのか」と心配される方もいますが、必ずしも本体すべての交換が必要になるわけではありません。
ただし、同じ形状・厚さ・色の屋根材が現在も入手できるか、既存のフレームに新しいパネルを取り付けられるかを確認する必要があります。古い製品ではメーカーや型番が分からず、同じ屋根材が廃番になっている場合もあります。
その場合でも、現地で寸法やフレームの形状を確認し、加工可能なポリカーボネート板などを使用して修理できることがあります。
部分交換と全面張り替えの判断
破損が1枚程度で、ほかのパネルに目立った劣化がなければ、部分交換が適しています。
一方、複数のパネルにひびが入っている、全体が変色している、固定部分が何か所も緩んでいる、軽く触れただけで割れそうな状態になっている場合は、屋根材全体の張り替えを検討します。
古い屋根材は、破損していないように見えても強度が低下していることがあります。1枚を交換する作業中に隣接するパネルへ力がかかり、別の部分が割れることもあるため、現場の状態を確認したうえで修理範囲を判断することが大切です。
また、屋根材だけでなく、アルミ製のフレームや支柱が曲がっている場合は、パネル交換だけでは元通りにならないことがあります。屋根材、固定部品、フレーム、支柱をそれぞれ確認し、必要な部分を修理します。
波板タイプのカーポート屋根修理
カーポートや駐輪場、テラス屋根では、波型になった屋根材が使用されていることもあります。
波板の一部が割れた、端がめくれている、固定フックが外れてバタバタと音がする場合は、波板や固定部品の交換を行います。
古い塩化ビニール製の波板は、経年劣化によって硬くなり、割れやすくなることがあります。張り替える際には、耐候性や耐衝撃性に優れたポリカーボネート製の波板が使用されることが多くなっています。
波板を張り替える場合は、必要な重なり幅を確保し、風の影響を考えながら適切な位置で固定する必要があります。固定間隔が広すぎたり、フックが十分に掛かっていなかったりすると、再び強風で外れる原因になります。
自分で応急処置をしても大丈夫?
割れた屋根材にテープを貼る、外れた波板を自分で固定するといった応急処置を考える方もいます。
しかし、カーポートの屋根は脚立を使用する高所作業になるうえ、屋根材の上に直接乗ることはできません。ポリカーボネート板や波板は、人の体重を支えるための床材ではないため、上に乗ると割れて転落する危険があります。
また、強風が吹いている最中に屋根材を押さえたり、外れかけたパネルを取り外したりするのも危険です。
屋根材が完全に外れている場合は、無理に元へ戻そうとせず、安全な場所へ移動できる範囲で飛散を防ぎます。高い場所や手の届かない位置の作業は、修理業者へ依頼してください。
台風や強風による破損は火災保険が使える?
台風、突風、強風による飛来物などでカーポートが破損した場合、加入している火災保険の契約内容によっては、風災補償の対象になる可能性があります。
ただし、すべての破損に火災保険が使えるわけではありません。経年劣化による割れや変色、以前から発生していた破損などは、補償対象にならないことがあります。
被害に気づいたら、破損した部分やカーポート全体の写真を撮り、いつ、どのような状況で壊れたのかを記録しておくことが重要です。補償の対象になるかどうかは、加入している保険会社や代理店へご確認ください。
カーポート屋根の修理費用が変わるポイント
カーポート屋根の修理費用は、屋根材の種類、交換する枚数、カーポートの大きさ、高さ、フレームの状態、作業スペースなどによって変わります。
同じ1枚交換でも、既製品をそのまま取り付けられる場合と、現場寸法に合わせて屋根材を加工する場合では作業内容が異なります。
屋根の全面張り替えでは、既存屋根材の撤去、新しい屋根材の加工・取り付け、固定部品の交換、廃材処分などが必要です。フレームや支柱に変形がある場合は、別途補修や部品交換が必要になることもあります。
正確な費用を確認するには、破損部分だけでなく、カーポート全体の状態を現地で確認してもらうことが確実です。
カーポート・駐輪場・テラス屋根の修理はご相談ください
住まいの修理サービスでは、カーポート屋根の割れ、ポリカーボネート板の部分交換、波板の張り替え、固定部品の交換、フレームの点検など、住まいの外回りに関する修理を承っております。
「屋根が1枚だけ飛んだ」「波板が風でバタバタする」「カーポート全体を交換せずに直したい」「どこへ修理を頼めばよいか分からない」といった場合も、まずは現在の状態をお聞かせください。
大阪市内全域をはじめ、堺市、豊中市、吹田市、高槻市、茨木市、東大阪市、八尾市、枚方市、寝屋川市、守口市、門真市など大阪府内全域に対応しております。また、兵庫県、奈良県、京都府をはじめ、その他近畿一円からのご相談にも対応しております。カーポートや駐輪場、テラス屋根の破損でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。