雨が降るたびに雨漏りしている、梅雨や台風をきっかけに雨漏りするようになったなど、雨漏りは家の中が濡れてしまったり、家電が故障するなど影響が大きく困りますよね。
今回は雨漏り修理での注意点や火災保険が使えるかなどの疑問についてご説明しています。雨漏りでお困りの方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

雨漏りは家の様々な箇所から起きる

「雨漏り」と聞くと天井からぽたぽたと水が滴る様子を思い浮かべると思います。その水はどこから侵入してきているのでしょうか。実は雨漏りは家の様々な箇所から起きるのです。

屋根

最も多いのが屋根の破損や劣化による雨漏りです。
元々経年劣化で弱っていたものが台風などの大雨で壊れてしまう、強風で飛来物があたり衝撃で割れてしまうなどのケースです。
まずは屋根にあがり、破損箇所を調査し、コーキング補修、瓦の調整・交換、棟板金の修理などを行います。破損や劣化が広範囲の場合は屋根全体を交換する場合もあります。

外壁

次に多いのが外壁塗装の剥がれた箇所やひび割れ箇所からの雨漏りです。
ひび割れ箇所の補修や外壁塗装の塗り替えで対処します。
外壁の塗り替えを可能であれば10年ごとに、長くとも15年ごとに行い、雨漏りが起きないよう予防することも大切です。

屋上

マンションや戸建て住宅に屋上がある場合、屋上の亀裂や塗装のひび割れから雨水が染み込み、雨漏りになるケースもあります。範囲が広いので慎重に雨漏りの原因となる箇所を調査します。

ベランダ

そして意外と多いのがベランダからの雨漏りです。
ベランダと住宅・外壁の接合部分に隙間があいていたり、防水シートの経年劣化が主な原因です。隙間の修繕や防水シートの張替えを行います。

雨漏り修理の費用相場は?

雨漏り修理の費用は、修理範囲が一部なのか広範囲なのかで大きく変動します。

一部のコーキング補修や、破損箇所の修繕・部品の交換などは基本的に1~数万円程度です。
屋根全体の塗装は30万~60万、外壁全体の塗装は60万円~200万、作業にあたり足場を組む必要がある場合は20万~程度などが一般的な費用相場です。

尚、住まいの修理サービスでは出張・お見積りは無料で承っておりますので、まずはお見積りをご依頼ください。

雨漏りを放置しているとどうなる?

雨漏りしてしまっても雨がやめばおさまるのでなんとなく対処を先延ばしにしてまうという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし雨漏りしているということは、どこからか雨水が家の内部に侵入してきているということですので、雨が降るたびに内部が水に濡れ、カビや浸食につながります。
修理せずに放置した結果浸食がひろがり、いざ修理しようと思った時には広範囲な修理が必要なこともしばしばあります。早めに修理をすればその分費用や手間も最低限で済むことも多いので、一度でも雨漏りが起きた場合にはすぐに修理業者に依頼することをおすすめします。

雨漏り修理の注意点は?

屋根など高い場所の確認は必ず業者に依頼する

まずはご自身の目で確認したいと思い、梯子や脚立を使って屋根などにのぼる行為は非常に危険です。
特に雨漏りが発生している場合はどこかで破損が起きているということなので更に危険度が高まります。
高い場所にのぼる必要がある場合は必ずプロの業者に依頼するようにしてください。

写真や動画で記録する

雨漏りは雨が降っている時やその直後に起きることが多く、雨がやんで時間がたつと雨漏りがどのように起きているのか判断が難しい場合があります。雨漏りが起きている最中に写真や動画を撮っておくと修理業者にスムーズに雨漏りの様子を伝えることができます。
また後述する、火災保険を使いたい時にも写真や動画での記録は役立ちます。写真の場合は複数の角度から撮影しておきましょう。

雨漏りの修理に火災保険は使えるの?

雨漏りの修理は費用が高額になる場合もあり、火災保険を使えるのか気になるところですよね。

ご自身の加入している火災保険の条件にもよるということが前提ではありますが、結論からお伝えすると雨漏りの修理には火災保険が使えるケースがあります。
それは台風、大雪、雹といった「自然災害」が原因で破損が起こった場合です。

火災保険を使うには破損の原因となる出来事が起きてから「3年以内」に保険会社に申請しなければいけませんので早めに確認することと、経年劣化が原因の雨漏りは火災保険は使えないという点にはご注意ください。
まずは保険会社に火災保険が使えるかを確認し、その後に修理業者に依頼するという流れをおすすめします。雨漏りしている様子や破損の箇所が確認できる場合は写真や動画で記録しておきましょう。
先に修理をしてしまうと火災保険の判定ができなくなったり、保険がおりる前提で修理を依頼したものの申請が却下され、想定外の費用を自己負担しなければいけなくなるという事態を防ぐためです。

火災保険について、こちらの記事で更に詳細をまとめていますのでご参照ください。
火災保険の補償対象や補償される条件は?

まとめ

雨漏りが起きてしまった時は、速やかに修理を検討し、確かな技術力を持った信頼できる業者に依頼することが大切です。
住まいの修理サービスでは、近畿・大阪エリアの雨漏り修理を承っております。しっかりと原因を調査し、確かな修理・修繕をお約束します。
雨漏りでお困りのお客様は住まいの修理サービスのフリーダイヤル「0120-28-1199」までまずはお電話ください。